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指定した温度にならない!?アクアリウムのヒーター問題

観察日記

熱帯魚を飼うなら冬場はヒーターが絶対に必要になります。場所にも寄りますが、秋から春先まで24時間稼働させるものなので意外と早く壊れちゃったりするんですよね。しかも、同じ商品でも希望の温度にならなかったりして再び買いなおすことも。今回はそんなヒーターにまつわるお話です。

我が家の本水槽(45cm)にはラスボラ・ヘテロモルファとラスボラ・エスペイが混泳していてお掃除要員のエビちゃんとオトシンクルスがいます。希望の水温は26~27度くらいなので、冬にヒーターは欠かせません。
昨年まで使っていたGEX(ジェックス)のアクアヒーター120を出してきました。

こちらのヒーターは26℃に水温を保つように作られており、サーモスタットが付いているため加温しすぎて水が熱くなりすぎることはありません。本体の長さは14.4cmで裏に吸盤が2個付いています。立てても横にしても使用可能なので使い勝手が良く、何度か買い替えて使用していました。

こちらが実際に使用していた時の様子です。ガラス面に映ってしまっているので2個あるように見えますが1個です。ヒーターは水の流れのあるところに置く必要があるため、横向けに水が落ちてくる近くに配置していました。まわりのカバーはやけど防止のためについているのですが、意外と穴が大きいもののエビが入ったりはしなかったですね。

GEX AQUA HEATER セーフカバーオートヒーター 120
サーモスタット内蔵で水温を自動で26℃にする温度固定式のヒーター。GEXの定番商品でサイズや温度のバリエーションも多い。

ところが冷え込みが強くなってきた朝にふと水温計をみると、なんと20℃近くまで下がっていました!いやいや、それは低すぎじゃない???前はそんなことがなかったので本気でビビりましたよ…。エアコンで室温が上がれば25度程度まで行くものの、さすがに熱帯魚には厳しい環境です。前はそんなことなかったのに…というか通常でも28℃近くまで上がっていたので、故障かと思い同じものを購入したんですが結果は同じ。前は当たりで今回はハズレだったのでしょうか…。仕方なく、今回は別のヒーターを購入してみました。

今回購入したのはテトラの「テトラ ミニヒーター コントロール 100W」です。こちらは温度ダイヤルが付いていて自分の好きな温度に設定できるようになっています。どんなヒーターでも誤差は出ますし、環境の影響は受けるものだということも加味して初めて温度設定があるものを購入しました。隣にあるのは水温計で、温度が読み取りやすいというので買ってみたんですが…太さが昔の水銀体温計と同じくらいあるのでなかなか存在感がありそうです。

左が「GEX アクアヒーター120」、右が「テトラ ミニヒーター コントロール 100W」です。最初に感じたのは「テトラ長い!」でした(笑)。こちらのヒーターは長さが約18cmあります。冬の時期は乾燥して水の減りが早いので頭が水から出ないかちょっと心配しました(問題はもちろんありませんでしたが)。
GEXのヒーターは発熱部と温度制御部を2つの管に分けているので長さが短くなっているんでしょうね。テトラの温度調節ダイヤルは本体とコンセントの間にあり、ダイヤル式で見やすかったです。

水が通るための穴がどのくらいの大きさなのかが分かるように撮ったのがこちらの写真です。爪の付け根当たりの指の幅は1.2cmほど。GEXの方が穴は大きいですが、長さは短いですね。一方テトラの方は幅は狭いものの長いので、中に入ってしまうと抜け出しにくくなるかもしれないなぁと思いました。

設置後の様子がこちらです。底面から2~3cmほど開けた位置に取り付けています。45cm水槽の高さは30cmで、この時はちょっと水が減ってしまい、水位は縁から5cm近く下がっていましたが、水が減れば足し水をするのでこれ以上減ることはないのでヒーターの頭が出ることはないでしょう。ただし、水換えをする時にはどうしても頭が出てしまうため、斜めにして行うようにしています。
固定用の吸盤はカバーの部分に2つ付いていて、少々バランスが悪いのかと思いましたが意外としっかり固定されていて安心しました。

このヒーターの特徴のひとつが加温と保温のランプが付くことです。赤い丸で囲ったところですが、加温時は赤くなり保温時は緑色に光ります。分かりやすくていいのですが、思ったより光が強いのでもしかしたら気になる人もいるかもしれません。

水温は26℃でセットしましたが、残念ながらそれでは希望の温度まで上がりませんでした。そこで水温を28℃強にしたところ26~27℃になり、朝起きたときもその温度をキープ。ラスボラちゃんたちも元気に泳ぐようになったのでやはり温度は大切ですね。

ランプは良く色が変わるので下がるとすぐに加温してくれているのでしょう。これで一安心です。

テトラ ミニヒーター コントロール 100W
サーモスタット内蔵で15℃~35℃(±1.5℃)の範囲で任意の温度設定ができるコントロール付きのヒーター。定番のベストセラー商品。

GEXのコントロール付きヒーターはこちら

GEX AQUA HEATER NEW セーフカバー ヒートナビ 120
サーモスタット内蔵で15℃~35℃(±1.5℃)の範囲で任意の温度設定ができるコントロール付きのヒーター。26℃固定ヒーターと長さは同じ。

さて、見やすい温度計ですが…見やすいかと言われるとちょっと微妙ですね(笑)。5℃の線が太くはなっているものの、本体がそれほど大きくないので最初は気が付きませんでした(目が悪いもので…)。ただ、緑のエリアの上の方にまで赤い線が届いていたらOKということが分かれば問題ないため、まあこれはこれでいいのかなと。でも、温度を示す液体が赤いので、オレンジの部分は黄色とかにしてくれたらよかったのになぁとは思いました。

で、やっぱり存在感は非常にありました。しかもこれ浮くんです。浮く水温計なんて初めて見ましたよ。
存在感がありすぎるので小さい水槽にはお勧めしません(ただ、私は気に入ってます)。

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